この記事を見ているのは、いまから第三種電気主任技術者試験に挑もうとしている方や何度も受験して取得出来ず悩んでいる人かと思います。
最初に伝えておきたいのは、勉強が苦手でも働きながらでも十分取得できる資格だということです。私自身は失敗を繰り返しながら3年がかりで取得しましたが、その経験を皆さんの勉強に役立ててもらえれば1年目でも合格は十分可能と考えています。
さっそく勉強に取り掛かりたいところですが、その前に取り掛かるべきことを3つ挙げていきますので確認して下さい。
- 試験の概要を把握する
- 合格までの道のりを想像する
- なぜ電験三種が欲しいのかを明確にする
1.試験の概要を把握する
ゴール地点をしっかり把握してから走り出すことが、合格への近道です。
分厚いテキストを手に取ってウンザリしてしまう前に、一度 電気技術者試験センターのサイトや書店で過去問題・回答に目を通してみて下さい。分厚いテキストで難解な数式だらけな理論も、出題数は18問ほどで「案外 難しくなさそうだな」と感じる方が多いのではないでしょうか。先入観は今後のモチベーション維持に大きく影響します。(プラセボ効果)
2.合格までの道のりを想像する
ネットには多くの方の合格体験記が掲載されているので読んでみましょう。「有名大学卒です。3ヵ月の勉強で一発合格しました!」なんていうマウント体験記や「パワハラやいじめに耐えながら死ぬ思いで合格しました(泣)」など重すぎ体験記まで様々あります。体験や手段を参考にすれば、自分だったらどのような道のりで合格までたどり着けるか想像出来るのではないでしょうか。
ちなみに私の体験記は別記事にて詳しく書きます。
3.なぜ電験三種が欲しいのかを明確にする
電験三種のような難関資格を取得するにはある程度 時間を犠牲にします。
突然ですが「電験スパイラー」という言葉をご存じでしょうか。電験三種を長年受け続けてあと一歩のところで合格できず、一度合格した科目がゾンビのように次々と復活していく恐怖の状態だそうです・・・。笑えないですが、現実にこのような方はよく見かけます。
そんな状態にならないために、自分がなぜ電験三種が欲しいのかを明確にしておくべきです。
- 給料良い会社に転職を成功させるため
- 社内でライバルとの差をつけるため
- むかつく同僚を見返すため
自分の意志からであれば何でも構わないと思います。長い勉強期間で具体的な目的をもっている人ほど気持ちが折れません。
私の経験上、「会社の上司に取れと言われたため」と受験している人は正直 電験スパイラーの最有力候補です。重ねてとなりますが大事なことは「欲しい理由は自分の意思から」です。
まとめ
- 試験概要の把握
- 合格まで道のりをイメージ
- 目的をはっきり意識
難関資格に挑む際は、気持ちの面でも事前準備が大事です。ここまで来たら合格に向けて走り出しましょう。
コメント