電験三種テキスト選びに困っていませんか?
私が合格に至るまでの経験から、勉強を始める方に最適だと考えるテキスト3冊を厳選してご紹介します。ぜひ参考にして下さい。
- はじめに
- テキストを選ぶ基準
- 迷ったらこの3冊を買うべき!
- やってはいけないこと
- まとめ
1.はじめに
電験三種は大人気資格です。そのため本屋には多くのテキストが陳列されており、私自身かなり悩んだことを覚えています。「テキストは自分との相性が大事」とよく聞きますが、勉強を始めていない段階で分かるはずもありません。(泣)
「合格のためだ!」と金に糸目を付けずあれもこれもと買い足した結果・・・試験までに一度も開くことのなかったテキストが山積みになってしまいました。苦い経験です。
単純にお金の無駄でもありますし、内容を理解する意味でも複数のテキストを勉強するより、最小限のテキストを何度も反復する方が断然 効率的です。
これからテキストを購入する皆さんが取るべき最善の手段は・・・合格経験者に聞く!これに尽きます。そこで私がオススメするテキストを3冊紹介します。
2.テキストを選ぶ基準
4科目が1冊のテキストにまとまっているもの
内容が詳細で分厚いテキストが、良いテキストとは限りません。むしろ要点が整理され、なるべく簡潔にまとまっているものが使い易いです。電験三種の場合、4科目がテキスト1冊に収まっているもので十分だと考えています。仮に内容の薄い部分があったとしても、ネットや書店で調べて、自分で書き足せば済む話です。
携帯しやすいもの
生活のすきま時間を利用して、頻繁にテキストを確認できる環境を作ると効率的です。そのため普段持ち歩くカバンに入るサイズもの、また可能ならスーツや作業着のポケットに入るサイズのものが大変便利です。通勤時間、会社の昼休み、やる気さえあればトイレ中でも勉強できるため、少しでも合格に近づくことが可能です。
辞書のように引けるもの
解説が丁寧なテキストほど図示が多く、ページ数が増え分厚くなりがちです。そういったテキストは勉強を始めた序盤では理解しやすく効果的だとは思いますが、終盤で過去問の分からないところで調べる際とても不便に感じます。教科書というよりは、辞書に近い使い方が可能なテキストを選べば長く使うことができます。
3.迷ったらこの3冊を買うべき!
これから電験三種に挑戦する方には、私はこの3冊の購入を勧めます。
・電験三種 完全攻略 不動 弘幸(著)
・ポケット版 要点整理 電験三種 公式&用語集 不動 弘幸(著)
・ポケット版 要点整理 電験三種 電気数学トレーニング 不動 弘幸(著)
全て不動 弘幸先生の著書です。要点が整理されてコンパクトですが、内容は濃く、不足に感じたことはありません。また同じ著者のテキストで揃えると、公式の表記や計算問題の解く流れが統一されるため理解し易いメリットがあります。
4.やってはいけないこと
最後にテキスト選びでやってはいけないことを2つ挙げておきますので注意して下さい。
・何冊もテキストを買う
これは前述のとおりです。買って満足してしまう可能性大です。私のように。(苦笑)
・古いテキストを使う
稀に先輩にもらったり、古本屋で買うなど勉強している方がいますが危険です。法令の改正に対応していないためです。毎年最新のものを買う必要はありませんが、自分のテキストが改定されていないかは定期的に確認すべきです。公式、用語集などについては大きな変更はないので、複数年の受験期間でも十分使えます。
5.まとめ
テキスト選びは以下で選ぶ。
・まとまっているもの
・携帯しやすいもの
・辞書引きできるもの
過去問題は持っているテキストの大方を理解できたら購入を検討しましょう。こちらはお好きなものを選んで問題ないです。
ちなみに過去問題に類似したテキストとして、本試験を予想した模擬試験風テキストもありますが・・・・個人的には過去問題があれば不要だと考えます。あくまで力試しとして使うならよいですが、「同じ問題が出題されるかも!?」と期待して買うものではないことを最後に補足します。
受験生にとってテキストは大事な武器であり、その選択によって生死を分けます。皆さんが良いテキストに巡りあえることを祈ります!
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